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2015年10月11日日曜日

ニュースから




「被災地原発 基準適合なら再稼働」 就任会見で高木復興相

 高木毅復興相(衆院福井2区)は七日夜の首相官邸での就任記者会見で、東日本大震災で被災した東北三県にある東京電力福島第二原発(福島県楢葉町、富岡町)と東北電力女川原発(宮城県女川町)を再稼働させる可能性について「原子力規制委員会が世界で最も厳しい水準の新規制基準に適合すると認めたもののみ、再稼働を進めるのが政府の一貫した方針で、私もそうした考えだ」と述べた。被災地以外の原発と同様に新規制基準を満たせば、再稼働することもあり得るとの考えを示した。

 安倍政権が進める原発再稼働路線を踏まえた発言。福島第一原発事故で大きな被害を出し、現在も多くの避難者がいる福島などの復興を担う閣僚の発言に対し被災地の住民や野党から批判が出る可能性がある。

 高木氏は原発が数多く立地する福井県選出。自民党では原発の早期再稼働を求める議連の事務局長も務めてきた。

 高木氏は会見で「私の地元は、原発とともに生きてきたといって過言ではない地域。非常に残念な福島の事故が起きてしまったことは、本当に重く受け止めなければならない」とも述べた。

 再稼働の手続きは、女川原発1~3号機のうち2号機のみ規制委の審査中。福島県議会は原発事故後の二〇一一年、福島第二原発の廃炉を求める請願を採択している。(東京新聞2015年10月8日 朝刊)



愛媛県議会が伊方原発再稼働容認 3号機、九電に続き

 愛媛県議会は9日、四国電力伊方原発3号機(同県伊方町)の再稼働に賛成する請願を採択し、「再稼働の必要性が認められる」との決議を可決した。地元同意手続きが進み、再稼働すれば九州電力川内1、2号機に次ぐ原発となる可能性がある。

 3号機は7月に原子力規制委員会の審査に合格。伊方町議会は既に再稼働賛成の陳情を採択しており、山下和彦町長は林幹雄経済産業相との面会実現後、中村時広知事と会い、同意を表明する意向だ。中村知事もこれらを踏まえ、経産相と近く会談。その後に最終的な結論を下す。

【共同通信】2015/10/09 12:52

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