福島応援

福島応援
みんなで集まってにっこりわらって

2014年2月11日火曜日

2014年2月11日 活動報告



福島応援OnSong定期活動
2014年2月11日(火・祝) 天気 曇り、北風
参加者:21名


・福島を訪れた時、震災の非難のため小中学校に住んでいる人がいた(と聞いた)が、この人たちが少しでも早く借りられるところ(家)があればなと思った。道はガタガタだったし、まだまだこれからだと思った。募金を役立てたい(K)

・ 今回は若い男の子が「少ないですけど」って何人も入れてくれた。「チラシもよんでね」って言ったら「読みます!当たり前です!!」って返事があった。すごく嬉しかった
・コーラスを聴いて「あの声素敵!」って募金してくれた人がいた。
・スナックのママが来てくれた。律儀な人で、来れない時はその分も次の会に募金してくれたりする。(ヒロコ)

・今回来てみて、改めて人のつながりを感じる(のぶこ)


・前回ピアニカを使ってみたが、音が小さく疲れるだけで効果があまりないみたい。
・中手さんのメッセージが良かった。阪神淡路のときの神戸の復興と全く違うことを改めて感じた。3年どころか、ずっと戻れないことが大きく違う。諦めないで、忘れないでやっていかないとね(あきこ)


・20年のオリンピックで、原発を世界中に見てもらったほうがいい!(U)

・青森の人が「俺も応援してるよ。何年経っても終らないね」って言ってくれた。
・アピールを聞いてた若い人が「福島の野菜食べてるけど、だいじょうぶかな」と心配していた。「まあ、検査されて出回っているから大丈夫だよ」って答えたけど(し)

・寒いのに人が結構集まったね。カンパも入っていた。(ゆ)

・ストリートパフォーマーとの共演がよかった。(せ)

・こんな寒い中、色んな人が今回も来てくれたのがうれしい。色んな人に合えることがとても楽しい(セツコ)

・ 2度目の参加だけど、前回と比べてパワーアップしている。(ますみ)

・福島へ見学に行こう!(ハム)


・次回3月11日は私たちも東北のモノを売るから、何かコラボできるといいとおもう
・ しばらく休んじゃってゴメンナサイ(ま)


・ツイッターもやってるんですね!ネット上でももっと盛り上げていけばいいですよ
https://twitter.com/fukuonsong

2014年2月11日活動チラシ③佐々木公一さんからのコメントです

~隠すな!嘘を言うな!~

第308号 週刊ALS患者のひとりごと  2014年1月28日号より抜粋

インドの学生の話。
「インドで聞いていた福島の状況とかなり違う。インドでは原発事故は部分的なもので福島の事故の中心地以外はなんの影響もないと聞いていた。インドは日本から原発を買おうとしているので都合のいいように報道している」息子のインドの留学生の友人から聞いた。

そのインドへ安倍総理が原発などを売りに行っている。今度も財界同行だ。大臣がセールスをしている。今東芝、日立などと膨大な下請網は数10兆円の原発関連の在庫を抱えている。1基4~5兆円の原発売らずに置くものか!その先頭に総理が立つ・・・(佐々木公一)

2014年2月11日活動チラシ②~中手さんからの寄稿です

~東京の仲間たちへ~


  東京都知事選挙の結果は、充分に驚くべきものでした。投票した都民の半数以上が、原発の再稼働を容認する候補に自分の一票を入れたのですから…。

 3.11原発震災から間もなく3年が経とうとしています。事故を起こした原発が、東京電力の物であることを知らない人はいないはずです。けれどもその原発と自分との関係は、少しずつ忘れ去られているようです。 私たち福島の被災者には、原発事故は決して忘れることのできないものです。なぜなら事故は過去のものではなく、いまも続いていることなのですから。

第一原発からは今現在、毎日毎日、何億ベクレルという放射能が空気中に新たに放出し続けられ、また汚染水となって気が遠くなるほどの放射能が海に流出しています。大地を汚染した放射能は、これから何百年もの間、福島はじめ汚染地区の人間・子どもたちを被曝させ続けます。そして汚染食品となって、流通しています。信じがたいことですが、避難者の数をこの国は数えようとしません。実際には数十万人を超えるであろう避難者が、いま正に生活が脅かされようとしています。すでに福島以外からの避難者は、この4月から住宅支援が打ち切られることが決まっています。福島からの避難者も、来年には打ち切られると言われています。

「原発の問題は様々な問題の一つに過ぎない」と、盛んにマスメディアは言い募りました。そうして知らず知らずのうちに、すべては無かったことのようにしてオリンピックを迎えたいかのようです。その時まで新たな事故が起きないという自信が、果たして彼らにはあるのでしょうか。私の眼には、狂気の沙汰としか映りません。

けれども私は希望を持ち続けています。東京人の“良心”を信じています。事故後、たくさんの東京の仲間たちが目をさまし、行動を起こし始めていることを知っています。私たちは変わらなければなりませんし、また変われるはずです。うつむく必要はありません。さあ、いよいよ今日から反撃開始です。子どもたちの未来のため、共に行動していきましょう。
(中手聖一)

2014年2月11日活動チラシ①

~歌で一休みして~

 

東京では都知事選挙が行われ「脱原発」もひとつの争点となりましたが、結果として「東京を世界一の都市に」と訴えた候補者が当選しました。

東京都民は「世界一」になることを民意として示したことになります。

その少し前に、東京電力より「福島第一原子力発電所の観測用井戸水からストロンチウム90が1リットル当たり500万ベクレル観測された」との報告が出されました。さらにそれは昨年7月には分かっていたとのことです。
ストロンチウムはカルシウムの代わりに骨と結びつきやすく、半減期は約30年です。骨に取り込まれたら30年近くそこでβ線を出し続け、周囲の細胞を傷つけます。結果として白血病や癌の原因となる危険性があるわけです。
これが井戸水から検出されたことは、現在も炉心融解は進行中であり、地盤をつきぬけ地下水の層に到達したと考えられます。

地下水は海へ流れます。

作業に当たっている人たちの足もとを流れます。

そして打つ手はあるのでしょうか。

危機的状況は日を追うにつれ深刻化しています。

都民の多くは「世界一の都市」を選び、あるいは6割以上の人は選ぶことさえしませんでした。
政治への不信感もあるでしょうし、このニュースも小さく取り上げられているにすぎず、知られずに来ているのかもしれません。
現状維持で待っていれば、今の暮らしは続けられると判断しているのかもしれません。
あるいは、すでに恐怖に取り付かれ動けなくなっているのかもしれません。

しかし、事態は進行し続けています。

危険の只中にいる人間に、冷静な判断を求めるのは難しいと思います。溺れる者は藁をも掴む。
 しかし、もしそこで立ち止まって周りを見回せたら、振り返ることが出来たら、解決の糸口がつかめるかもしれない。何か掴むものがあるかもしれない。必要なのは、落ち着く機会を作ることではないでしょうか。
ちょっと一息、ちょっと深呼吸。

福島応援OnSongは歌にその思いを託します。
知っている歌があったら一緒に口ずさんでみませんか。