福島応援

福島応援
みんなで集まってにっこりわらって

2015年4月11日土曜日

ありがとうございます


訂正




【訂正】

2015年3月11日のチラシにありました記事にご指摘をいただきました。「国会議事堂に会いに行って大臣にあってもらえなかった方は浪江町の町長です」「署名を書いた嘆願書」を持って大臣に会いに行きましたが大臣には会えず代理人が「渡しておきます」といわれただけで、門前払いのように帰された」とのことです。改めて訂正いたします。

2015年4月11日街頭活動チラシ④




~リクエストにお応えします~


福島応援OnSongは4年間の活動を通じ、知ること、知らせることの大切さを感じています。しかし物事を知って、現実に向き合うことはとても大変なことです。そして、知れば知るほど問題は根深いことに気づかされます。

つらく苦しいだけではつまらない。だから歌います。歌に心安らぎ、歌に励まされ、歌とともに現実を乗り越えてゆく。そして歌声が新しい仲間をつないでいきます。リクエストをお寄せください。そして、次の機会にはその歌をみんなで歌いましょう。リクエスト大募集です。

2015年4月11日街頭活動チラシ③




~電話口から~


楢葉町の仮設住宅の方から電話でお話を伺いました

言いたいことはいっぱいあるが、風評被害というか「福島のものは買えない」ということになってしまっている。学者や専門家や偉い人が騒ぎ立てたから「怖いもの」のままになってしまっている。その後、状況はどう変わっていくのか、現状はどうなのかを5年や10年は責任持って追跡調査をするなどして、騒ぎ立てた後のフォローをしてほしいのにそれがない。「放射能と放射性物質の違い」は判りますか?みんなわかっていないと思う。私たちの仮設住宅では専門家を呼んで放射線の勉強会をやりましたよ。県や国はやってくれないけど「こうすれば安心、こうすれば危険」というふうに、ちゃんと(放射性物質と)向き合う必要があると思う。

除染をすれば放射線の値は確かに下がる。でも、国有林なんかは高いままだし、家主が行方不明だとそこの除染は出来ない。町の真ん中にそんな家があったりする。お年寄りなんかは、畑や田んぼがきれいにあって、川が流れているような景色を見てほっとするんじゃないか。でも現状はイノシシが増えちゃって我が物顔で歩いている。畑も荒れ放題。そこらへんが怖い。きれいになれば戻る気にもなると思う。

楢葉町は帰還準備区域として帰る準備が進められている。試験的に3ヶ月の「長期宿泊」をやってみて、それで評価して町民を返そう、早めに返そうとしているけれど、長期宿泊に参加しているのは全部で200戸で全体の7%くらい。そこからどんな評価をしよういうのか。上下水道や電気はあるが、飲み水が心配だし「心配なら深い井戸を掘れ」といわれている。

楢葉町は2700戸の家がある。しかし、そのうち1000戸は傾いていたり壊れていたりして撤去しなければならない状況だし、取り壊しは専門家でないとむずかしい。でも片付けを手伝っているのは東京電力の人だったりする。新しい家を建てるにしたって大工も左官もみんないない。手が足りないし人がいない。準備が間に合わない。それに楢葉町には病院がない。何も手付かずで、そこへ帰れといわれても・・・。今住んでいる仮設住宅だって、国道沿いには除染した土なんかの入ったフレコンパックが山積みにされていて、見たら不気味ですよ。