福島応援

福島応援
みんなで集まってにっこりわらって

2013年4月11日木曜日

4月11日チラシ④



~それでもみんなが集まれば、何かできる~ 

福島県からの避難者は増えています。
東京にも8000人近くの避難者が暮らしています。
元の暮らしから離れ、帰れるかどうかわからない状況の中で暮らす不安や、
新しい暮らしを立て直す負担の中、
さらに「福島から来た」ことがマイナスになると口をつぐむ人すらいると聞きます。

みなさん、よろしければご一緒しましょう。私たちは歌います
「一人の小さな声、何も言えないけど それでもみんなの声が集まれば 何か言える」。

4月11日チラシ③

 ~学ぶ機会をつくる~
未曾有の大震災と原発事故による未知の核汚染といいます。
しかし、復興が遅々として進まないのはそれが理由 でしょうか。
私たちは過去に核爆弾を2回経験し、企業活動から出た汚染が人々の暮らしを壊す公害を経験し、阪神淡路大震災や中越地震を経験してきました。

 事実に基づいたデータがあり、知識を得てきたはずです。
それを知恵として活かすことができるはずです。

そこに希望があるはずですが、同時に人は低きに流れることも感じます。

ついつい「今」が当たり前になり「次の日からスマホが使えなくなるんでしょ。だから原発が要る」と若い人が話します。そうしてきた今までの暮らしがあります。また、それをよしとする向きも大きくあり、原発の再稼動どころか新設を唱える政治家が出ています。

しかし、今の暮らしが大切ならばそれを続けるために何が必要なのか学ばなければならない。それは私たち全員です。玉磨かざれば光なし、人学ばざれば道を知らず。古い古い言葉ですが、きっと昔からその繰り返しだったのです。

福島応援OnSongでは、今後みんなで学ぶ機会を作ってゆこうと思います。5月中旬に第一回目を企画しています。参加は自由ですので興味のある方はご連絡ください。
また、5月1日にちょっとした会合を開きます。よろしければご一緒しませんか?

4月11日 チラシ ②

~福島の難病患者との交流を通じて~

「ボランティアがいれば、患者さんも病院生活が楽しくなるのではないでしょうか。震災があったいわき病院では尚更です。震災でまだ余震が続く中の生活は心細いと思います。少しでも安心できる環境が必要です。ボランティアが終わってから患者さんに「ありがとう」という言葉をかけてもらい、嬉しかったです。」

昨年12月、難病患者との交流企画「文字盤キャラバン」で福島を訪れた学生ボランティアがまとめてくれたことばです。福島から「障がい者が社会でどのように生活しているかは、社会のバロメータである。復興は叫ばれていても、本当の意味の復興は・・・」という声が届いていますが、私たちのできる会話、こころのふれあいが、誰かを支える小さな力になってほしいと願います。

そして若い学生たちが感じ取った気持ち、学びの中に、私たちの未来があるように思えます。
今後とも毎月一回、少人数での訪問を企画しています。また、10月に大きなグループでの福島訪問を考えています。

4月11日 チラシ ①

2月11日に行った活動報告で公演していただいたジャーナリスト、伊藤千尋さんの本からの抜粋です。 軍政下のチリを伊藤さんが取材した時の話だそうです。

夜になると外出禁止令が出ました。しょうがなくホテルにいますと、午後9時になって、外から音が響いてきました。窓を開けるとカン、カンという音があちこちから聞こえてくる。 チリ特有の主婦の「ナベたたき」です。主婦が、今の政府には反対していることを、台所のナベをたたくことで示すんです。 信念を持つ人は窓を大きく開けてガンガンとたたき、目立ちたくない人は窓をこそっと開けて小さくカンカンとたたいていました。  首都サンティアゴは石畳で石造りの町並みですが、その甲高い音が石に響いて騒然とするんです。 政府に不満を持っているのは自分だけではないのだよということが、あちこちからの音を聞くことでわかるわけです。  デモや集会に行くだけが反政府行動ではない。逮捕されるのが怖ければ自分にできる方法でやればいい。 大切なのは、心の中だけで思っているだけではなく、一人一人が行動で示すことなのだ、ということを軍政下のチリの人々は身をもって示していました。 (「活憲の時代 コスタリカから9条へ」p29,30 伊藤千尋) 


私たちは歌に乗せて福島を応援しています。
歌は誰もが楽しむことができて、誰もが口ずさめるからです。

 そして、歌を口ずさんだ時、ふと福島に思い至ることがあれば、まずはそれで良いと考えます。

 そこからが始まりになります。

私たちにできる応援と、私たちにできるアピールで、これからも続けてゆきます。
 よろしければご一緒しませんか