福島応援

福島応援
みんなで集まってにっこりわらって

2012年4月12日木曜日

4/11街頭活動のチラシ


~色紙をお願いします・難病患者の声なき声~


福島応援onSong発起人のひとりで、難病ALS(筋萎縮性側索硬化症。身体中の筋肉が動かなくなる病気)患者でもある佐々木公一さんの報告です

2012年1月に「皆様ご存知のように東日本大震災とりわけ福島第一原発事故の影響は諸方面に深刻な影響を広げ続けています」「そこでお願いです。私たちは3重の苦しみとたたかう福島県のALS患者約150人に色紙を送る運動」を起こそうとALSメーリングリストで全国13人のALS患者と一緒に呼びかけたところから大きく広がっています。この運動の一部を紹介します

「泣いてばかりいたが少しでも役に立ててうれしい」


香川の松川さんはまず家族で話し合いそれからケアチームの打ち合わせを行いました。松川さんはほとんどベット上の人で笑顔が観音様のような人です。妹さん、ヘルパーさん、看護師さんらが奔走、保育・幼稚園児たちの作品もあわせて30枚の色紙が集まりました。4才の子どもが、応援してくれている人が、病院のリハビリテーション科のみなさんが関わっています。
杉並の佐藤さんは訪問看護ステーションのみなさんの写真つき色紙、訪問入浴のスタッフのみなさん、ケアチームのみなさん、看護学生のみなさん、娘さんのともだち、空手道場のみなさんなど思いつく限りの12枚の色紙を集めて誇らしげでした。
相模原の鈴木さん(80才)は色紙に入れる文章、背景の絵、模様など細かくヘルパーさんに指示、見事な4枚の色紙を完成させた時「久し振りに仕事をした感じがする」と目が笑っていた。「なにかしたいと思っていたが素敵な機会をありがとう」「発症以来、泣いてばかりいたが少しでも役に立ててうれしい」などの書き込みも目立ちました。

3・11福島県郡山市開成山球場は奇跡的に雨の合間の曇り、時折陽もさすけれども凍える寒さでした。そんな中合流した佐川チーム(5人・福島県のALS患者佐川さんのケアチーム)と佐々木チーム(9人・東京都府中市の佐々木のケアチーム)と山梨県からの応援2人計16人は直ちに内野スタンドに行きバックネット下の冊に取り付けていきます。多くの参加者のお手伝いもありほぼ開会前に全国から寄せられた264枚の「福島応援色紙」を3階まで展示することができました(3月12日付朝日新聞1面の写真の一番下)。この取り組みには1000人を超えるみなさんにかかわっていただいています。

4月11日行動のチラシは色紙の取組みについての報告を掲載しました。
ここに掲載されたものは、しかし1000人を超える皆様の取り組みのごく一部です
このブログでも、もっと皆さんのストーリーを紹介してゆきたいです

4月11日府中フォーリス前にて街頭行動


 4月11日(水) 14:00から府中フォーリス前にて街頭活動を行いました。
福島から佐川さん一行、また三多摩青年合唱団からも助っ人が駆けつけてくださいました。

天候はそれまでの好天から突風とにわか雨に急変。
まさに「雨にも風にも負けず」です


寄せられた色紙を拡大コピーし皆さんに見てもらう試みです
福島から駆けつけた渡辺さんが福島の「今」を強く訴えました

当日は目的を同じくする他の団体の人も署名活動を行っており
今後の活動でご一緒できるかもしれないですねとエールを送ってきました

福島から来た佐川チームを囲み、この後佐々木宅で懇親会も開催しました
(写真が無いのが残念です)

皆様、お疲れ様でした!