福島応援

福島応援
みんなで集まってにっこりわらって

2014年3月11日火曜日

福島をどう訪問しよう

皆さんからの募金を福島応援OnSongでは福島を訪問し現地との交流や応援、
また、そこでの声を東京に住む人々にフィードバックをするために使っています

もともと難病患者や介護者が中心となってスタートしている会なので、そこを大事にしたいし
また、特に学生たち次世代に役立てたいと思っています

そしてこれから、福島とどう関わっていくか

今回の定期活動の後に話されたことの中に
「支援とかじゃなくて『お茶っこしに来たよ!』 くらいの交流がむしろ大切じゃないか。現在、仮設住宅に住んでいる人たちは、引きこもっちゃっているんだよ」との現地報告がありました。

先ずは見に行くことが先決です
「でも、事前勉強も必要だよ。町の名前聞いて、どこにあるか判る?」との意見に、みな大きく頷いていました
14:46 1分間の黙祷


今年はもう少し踏み込んだ活動になりそうです



2014年3月11日活動チラシ

~3度目・311・寄せられる言葉~

 私は、自然豊かな福島県が大好きで絶対忘れません。
福島県を思う気持ちは強いです。避難生活も移住生活も孤独です。
日本の皆さんに孤独を味わいさせたくないです。
(札幌 佐川優子)


<きのこ雲>TBS系の世論調査(今日10日発表)で80%の人が震災復興がすすんでないと感じ、同じく80%の人が震災を忘れないと答えている。

3年が経過する。

福島第一原発事故3号炉の「きのこ雲(広島、長崎の原爆がもたらした巨大な雲をこう呼ぶ)」が私を叱りつけた言葉の意味を振り返ってみた。
私の平和運動は大切な人生の(使命・役割)であったと確認できる。
いまここで頑張ばらなければ私の人生の総括はできない、発症以来逃れていた、また逃れようとしていたことを自責している。
広島、長崎、福島へこの流れを、原爆→原発の流れを食い止める最後のチャンスと受け止め私にできることを模索している。

いま福島応援 on songの仲間たちと新たな展開をめざします。
(府中 佐々木公一)

東京で生活していると、福島の人々の苦しみをつい、忘れがちになってしまう。
でも、毎月11日の「福島オンソング」の活動は、私に「福島のことを忘れちゃダメ」と訴えかけてくる。
忘れることは、原発事故を許すことにつながってしまうかもしれない…と自分を戒め、参加している。
(坂本尚子)

 除染しても、汚染土を入れてある袋の寿命が5年、あとはどうなるの?
 汚染水を入れるタンクにも寿命がある、8年、あとはどうなるの?
 これから40年間、タンクが増え続けけると、どうなるの?
そして、今この瞬間も、汚染水は、ふつうに海に流れ続けている
除染をすれば、除染さえできれば、って思わせてよいのだろうか?

森の除染は不可能で、そこで堆積して濃縮されたものが、水に流れ、風に運ばれる。
だから、除染してもすぐまたもどってしまうというのに。

 風評被害だ、一度除染したから、もう安全だと、もどることをすすめ、 気になる人は、自分で放射線量を測るように、と。

これは、ちがうとおもう。

まずは、ともかく、影響をうけやすい子どもたちをどうするかを真剣に考えて欲しいし、考えたい。
でも、親に従って、そこにいなければならない子どもたちをどう守るか?
必ず定期的に、安全なところにつれだして思いっきり、土や、野山であそばせてあげる。
田植えなどの、持続的農業体験をする、とか、何とか、出来ないだろうか
(上村明子)

2014年3月11日活動報告

福島応援OnSong定期活動
日時:2014年3月11日(火)14:00~15:00
場所:フォーリス府中前
参加:20名

3度目の3月11日ということもあり、私たち以外にも東北物産展や社会福祉協議会の募金活動が行われていました。
東北物産展では特設ステージが設置され「こちらで歌っていいですよ」といわれたのですが
結局、いつもの場所で歌わせていただきました。

14:46に黙祷を捧げました
いつもは賑やかなフォーリス前が、その瞬間、時が止まったかのようでした
みんなが祈っていました

また、それとは別に3月11日だからというわけではなく、この活動が毎月11日に行われていることが定着しているように感じます。歌に必ず誰かが立ち止まってくれています。
「行けばそこに誰かがいる」会になってくれればよいと思います

寄せられた意見
・音が良くなったね。バランスが取れている

・募金をやっていると「どういう趣旨なのか」ときかれた。「福島出身者はいるの?」って聞かれて須賀川出身を伝えると「こちらは浪江です」っていって。気持ちよく募金してくれましたよ

・他の催し物も良かった。みんな問題意識を持っているんだなって感じる

・福島の原発は東京のためにある。東京人にも責任があると改めて思う

・月に一度、福島のために集まってくれていることに、福島人として感謝しています。ありがとう

・「ふるさと」に胸が詰まる。歌いづらい・・・