福島応援

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みんなで集まってにっこりわらって

2016年1月11日月曜日

2016年1月11日街頭活動チラシ③

【住民は】

避難者の受け入れ先となったいわき市での話です。

いわき市には避難区域からの避難者が身を寄せる一方、いわきから自主避難をする人も多く人手が不足しています。
特に介護・福祉職は他職種に比べて給料も低く、人口増加で対象者が増えているにもかかわらず担い手が集まらない状況です。
このまま行けば介護現場は崩壊してしまいます。

訪問した障害者施設では、送迎するスタッフがおらず、利用者全員が通所することが出来なくなっていました。

福島県内で放射能への心配も依然としてあります。
放射性物質は浜通りから北西にむけて多くばら撒かれました。
事故から5年が経過し、放射線量は空間線量で測られる限り低い数値を示していますが、微粒子に付着した放射性物質が何らかの形で体内に入ることでおこる内部被曝への不安も大きくあります。
そのため、福島県内で流通している食物は全品が検査され「世界一安全だと思いますよ」との話ですが、いずれにせよ放射能と向き合わなければならない暮らしです。

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