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2015年3月11日水曜日

ニュースより




原発避難の象徴「お城」取り壊し・楢葉

2015年3月3日(火)09:07

 福島第1原発事故に伴い全町避難している福島県楢葉町で2日、役場前の高台にあった城のような木造3階の住宅が取り壊された。地滑りで一階の一部が崩れるように斜面にせり出し、東日本大震災と原発事故による避難を象徴する建物だった。
  家主で元町収入役の高木昌祺さん(78)によると、1996年築で地下シェルターも備えていた。床面積は約330平方メートル。会津若松市の鶴ケ城をイ メージし、木曽ヒノキや秋田スギなど高級材を使った。「震災直後は直せる状態だったが、避難中に地滑りがひどくなり、家の損壊も大きくなった」(高木さ ん)という。
 解体は環境省が実施。2日午後に重機で取り壊し、2時間半ほどで威容ある建物が姿を消した。
 いわき市の仮設住宅で暮らす高木さんは「思い入れのある家だったので残念。当面はいわきで暮らすが、時機を見て、新しい家を建てたい」と話した。

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