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2013年7月11日木曜日

7月11日チラシ②

~学んで改めて知る。そして考える~

さる6月4日に「そもそも放射能とは何か」をテーマに、原子力発電所の技術者でもあった「山田太郎」さんをお呼びして勉強会を開催しました。そこで語られたことは「放射能は人類が扱えるものではないとても危険なものである」という危険性の再認識でした。あまりのショックにその日だけでは参加者の意見はまとまりませんでしたが、後日まとめられた意見を以下に列挙します。


  • 「知らなければ、放射能の危険性はわからないことを実感」
  • 「現在の風潮として「現地に行くのが支援」になっているのではないか。」
  • 「被曝を気にする事で現地にいけないことがイコール見捨てる、切り離すという論点ではなく、これらを知った上でどう支援をしてゆくかを考えたい」
  • 「福島に限定しているようだけど、栃木県や群馬県だってとても線量が高い地域が出来上がってしまっている。東日本全体に放射能は散らばっている。」
  • 「子ども達は今も日光に林間学校で行っているけど大丈夫なのか。」
  • 「モニタリングポストで線量を計測しているが、地上から離れた高いところに設置されていて、子ども達の高さの値ではない。発表されているデータが正しいのか判らない。」
  • 「学生ボランティアは、学校や教員の責任の下、学生が自分の意思で決定してもらうしかない。判断するための情報や学習した結果を伝えてゆく必要がある」
  • 「高線量地域へ学生を行かせる事が放射能の容認ではないことをはっきりさせたい。」
  • 「最終的な到達点が「脱原発、原子力発電の廃止」であることを確認したい」
  • 「現地訪問だけでなく、山梨県白州町の山荘を活用したい。しかし、福島から来るとなるとかなり遠くなってしまう。東京都内に避難してきている人たちを対象に出来ないだろうか」



「知らぬが仏」で済まされるのか、都合の良いことだけ聞こえる「極楽耳」で良いのか、学ぶことの大切さを改めて思い知らされました。私たちも認識を新たにし、その上で何をしていけばいいかを考えてゆきます。勉強会は今後も開いていきますので、興味のある方は是非ご参加ください。

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