福島応援

福島応援
みんなで集まってにっこりわらって

2014年10月12日日曜日

2014年10月11日定期活動チラシ①

~沖縄からのメッセージ~

福島応援OnSongは、いろんな気持ちが集まってここまで続いています。毎回街頭で素敵な歌声を聞かせてくれた島袋さんからメッセージが届きました。

私は今年8月から沖縄にいます。故郷に帰りました。
私はon song の活動が始まってから沖縄に帰るまで合唱団の有志と一緒にほぼ毎回参加して来ました。
ひと月の中のたった1日のたった1時間の中で皆と歌を歌うというささやかな行動でしたが「続ける」と言う事が私にとって意味のある事でした。
この行動を始めた佐々木公一さんに心を動かされた事が参加する背中を押してくれました。

私は震災から3ヶ月経った6月東北に行きました。
震災当日体験した地震の恐怖、TVから流れる現実とは思えない映像、そして福島原発事故、何が何だか解らない言葉の洪水。
計画停電で街が真っ暗になった瞬間に道を歩いている自分、スーパーに物がなくなり見た事もない光景でした。震災後ひと月位毎朝起きてニュースをみると涙が出て暫く泣いており、また胃が痛い状況が続きました。自分の目で見ておかなければいけないと思いました。

行く先々で目にする景色、におい、全てが衝撃でした。
福島には物理的にも近づく事は出来ませんでした。

あれから…と語る言葉は震災、原発事故を過去の事としているように感じてしまいます。
福島原発事故の今はどうなっているのでしょう。
被災した方々の心を、現実を想像します。
全て共有は出来ませんがせめてあの時の気持ちを忘れない為にささやかでも意思表示をする場がon song でした。

沖縄から福島は遠いです。
しかしここでも支援行動は目にします。
久米島には福島の子どもたちの一時避難施設があり活動を続けています。

皆さんは沖縄の辺野古、高江を知っていますか。
辺野古の美しい海に軍事基地を作らないで、ジュゴンを守って、と訴え座り込み(当初は24時間)は2004年4月から始まり10年目。
高江のヤンバルの豊かな森にオスプレイのヘリパットを作らないで!と24時間座り込みを始めたのは7年前。

私たちには知らない事が一杯あります。
知らない事に出会ったら知る努力をしたいものです。
もし辺野古、高江と言う文字、言葉に出会ったら立止まってみて下さい。

立止まる機会をon song は毎月ここ府中で発信しています。私は沖縄から11日の皆様の行動に想像の翼を広げて参加しています。
島袋美恵子

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