福島応援

福島応援
みんなで集まってにっこりわらって

2014年8月11日月曜日

2014年8月11日活動チラシ その1

~募金を有難うございます~

2011年12月より始まった福島応援OnSongの街頭活動は30回を超え、毎回「がんばってください」の声と募金が少なからず集まる様になりました。東京にいると福島に住んでいる人々や避難せざるを得なかった人々のこと、そして何が起こっているのかが伝わってきません。それでも、皆が何かを感じ取って、応援の募金が集まるのだと思います。福島応援OnSongは福島の現状を(わずかではありますが)お伝えし、皆さんからの募金を福島の応援のために使っています

・    福島を訪問し難病患者のお見舞いに

福島応援OnSongは府中市在住の難病ALS(筋萎縮性側索硬化症:運動神経がどんどん衰えてゆく進行性の難病)患者でもある佐々木公一さんが「音楽を使って福島を応援できないか」と始めた事がきっかけで、難病患者のお見舞いや支援、応援が根本にあります。最近ではいわき市にあるいわき病院へお見舞いに行きました。現在、被災地における難病患者を取り巻く状況はとても厳しいものです。難病であっても各種制度やヘルパー、訪問看護などを使えば住み慣れた場所で暮らすことができるのですが、被災地においては特にヘルパーが不足し在宅療養が続けられないケースが出てきています。入院しながら、先の事は考えられない状況に置かれている患者さんもいらっしゃいます。

・    学生たちと福島の人々の交流する機会をつくってゆくために

これからの社会を背負ってゆく若者たちの学びのために、福島の人々と交流する機会をつくってきました。昨年は東京の学生たちの福島訪問/体験学習に資金援助を行ったほか、12月に行われた福島応援OnSong年間活動報告で発表を一緒に行っています。また定期活動にもときどき学生たちの参加があります。

・    被災地や避難先で支援活動を行っている団体への寄付に

震災と事故から3年が経ち、被災地での暮らしも一段落したといいます。しかし、内情として「そっとしておいてくれ」「もう、外に出る気力も無い」という声がある事が報告されています。さらには避難所の閉鎖、仮設住宅の取り壊しがはじまり、放射能の不安が解消されないままいよいよどこへ帰るのか決めなければならない状況に追い込まれている人々も居ます。また、被災地の介護を取り巻く状況は悪化しています。何らかのお手伝いとお役立てに、みなさまからの募金を寄付しています。

・    福島から離れ、療養できる環境づくりのために

一昨年前、山梨県白州町において被災者が療養するための「プチ移住」を企画し、福島市の難病患者とその支援者、学生たちが集まりました。今後も、被災者が心も身体も羽を伸ばせる環境を作っていきたいと思います。
(福島応援OnSong事務局)

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