福島応援

福島応援
みんなで集まってにっこりわらって

2014年2月11日火曜日

2014年2月11日活動チラシ①

~歌で一休みして~

 

東京では都知事選挙が行われ「脱原発」もひとつの争点となりましたが、結果として「東京を世界一の都市に」と訴えた候補者が当選しました。

東京都民は「世界一」になることを民意として示したことになります。

その少し前に、東京電力より「福島第一原子力発電所の観測用井戸水からストロンチウム90が1リットル当たり500万ベクレル観測された」との報告が出されました。さらにそれは昨年7月には分かっていたとのことです。
ストロンチウムはカルシウムの代わりに骨と結びつきやすく、半減期は約30年です。骨に取り込まれたら30年近くそこでβ線を出し続け、周囲の細胞を傷つけます。結果として白血病や癌の原因となる危険性があるわけです。
これが井戸水から検出されたことは、現在も炉心融解は進行中であり、地盤をつきぬけ地下水の層に到達したと考えられます。

地下水は海へ流れます。

作業に当たっている人たちの足もとを流れます。

そして打つ手はあるのでしょうか。

危機的状況は日を追うにつれ深刻化しています。

都民の多くは「世界一の都市」を選び、あるいは6割以上の人は選ぶことさえしませんでした。
政治への不信感もあるでしょうし、このニュースも小さく取り上げられているにすぎず、知られずに来ているのかもしれません。
現状維持で待っていれば、今の暮らしは続けられると判断しているのかもしれません。
あるいは、すでに恐怖に取り付かれ動けなくなっているのかもしれません。

しかし、事態は進行し続けています。

危険の只中にいる人間に、冷静な判断を求めるのは難しいと思います。溺れる者は藁をも掴む。
 しかし、もしそこで立ち止まって周りを見回せたら、振り返ることが出来たら、解決の糸口がつかめるかもしれない。何か掴むものがあるかもしれない。必要なのは、落ち着く機会を作ることではないでしょうか。
ちょっと一息、ちょっと深呼吸。

福島応援OnSongは歌にその思いを託します。
知っている歌があったら一緒に口ずさんでみませんか。

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