~学ぶ機会をつくってゆく~
2013年6月4日(火)、福島応援OnSong勉強会を府中市住吉文化センター講堂にて開催しました。今回は原発紙芝居「小さなせかいのおはなし」の作者、山田太郎さんを招いて放射能について基礎的な知識を学びました。
多数の参加があり、それぞれの立場から放射能の扱いにくさと危険性を感じ、しかもそれが全く知らされていないこと、学ぶことが必要なことが発言されました。
福島の高線量地域は原子力発電所などの一般的な「放射線管理区域」よりも放射線量が上との事です。しかもモニタリングポストで測定される放射線量は、除染後の数値であることが多い。そこに今も人が住んでいるのです。
若い人の内部被曝による影響が懸念されているにもかかわらずにです。この状況は、これからの私たちの応援、支援をするにあたって議論を深めてゆかねばならないことです。
震災、事故から2年が経過しました。いよいよ風化が始まっています。
放って置けば、水に流せば、あとは野となれ山となれ。それでいいのか。
その間にいったいどれだけの悲しみが生まれ、どれだけの禍根を残してしまうのか。
私たちの生き方も問われています。学ぶこと、忘れないことが必要なのではないでしょうか。
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