福島応援

福島応援
みんなで集まってにっこりわらって

2012年12月11日火曜日

12月11日チラシ


~わたしたちの「応援」~


継続こそ力なり


福島応援OnSongが皆さんの前で活動の第一声を挙げたのが、ちょうど1年前の2011年12月11日でした。東京都府中市に住む難病患者とその支援者、音楽家らが発起人となり「福島に向き合うことは日本の未来を考えること」として自分たちに出来る応援をしていこうと動き出しました。そして、福島県に在住の難病の方や支援者との交流がはじまり、この活動を福島県の難病患者の応援、そして支援につなげてゆくことがハッキリしてきました。日本全国から難病患者のネットワークを通じて応援の色紙も集まるようになりました(その数267枚!)。
わたし達の応援は大きな団体のバックアップや主義主張に基づくものではなく、個人の緩やかな気持ちが繋がって出来ているものです。誰でも参加ができる「歌」を介して集まっています。しかし、毎月の活動を続けているうちに、寄付が集まり、賛同者が増えてきました。継続は力なり、です。
一方、福島第一原子力発電所における事故はまだまだ収束のつく状態ではなく、放出された放射性物質はじわりじわりと福島県を、東日本を汚染しています。東京にしても東京湾の汚染が懸念され、奥多摩で高線量地域が見つかっています。葛飾や柏で高線量が計測されています。元の生活に戻るのは何十年かそれ以上か見当もつかないといいます。苦しみは続いているのです。今、福島でも復興の声が大きく叫ばれています。しかし、その声にかき消される小さな暮らしの声があることが福島からレポートされています。復興のための予算が国によって組まれました。しかし、その一割は復興とは全く関係の無いところに使われているというニュースもありました。義援金が集められ、しかしそれはどのように届いたのか、使われているのか分からないという声も聞かれます。福島在住の難病患者の佐川さんは声なき声で叫びます「私たちは、福島県からきました。福島県人4名です。福島県の放射能は風化されようとしてしますが、福島県を忘れでください。」混乱の中で、少しずつ福島は忘れられていくのではないか。見捨てられるのではないか。だからこそ応援を続けなければならないのです。忘れてはいけない、風化させてはいけない。継続こそ力なり。皆さんのご協力をお願いします。

千代紙に願いをこめて

「いつでも、どこでも、誰でもできる応援、受け取った人も喜べる応援の形として、千代紙にひと言メッセージを添えて集めてはどうか」発起人のひとり佐々木公一さんから提案がありました。千代紙は福島を舞台にした歌「智恵子抄」にちなんだとの事です。現在集まっているものは12月26日に「文字盤キャラバン」が国立いわき病院に届ける予定です。

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