福島応援

福島応援
みんなで集まってにっこりわらって

2012年10月11日木曜日

10月11日チラシ①


~「3.11 この日を忘れないために」~

一年かけて見えてきたもの 

「音楽の力を使って何か福島を応援できないだろうか。」府中市在住の難病ALS患者、佐々木公一さんの呼びかけから、発起人が集まり「福島応援onsong」は始まりました。
震災、そして原発事故の起きた11日にちなみ、時間も14:45(地震の起きた時刻)にあわせて
毎月11日の14:00~15:00に、主として府中フォーリス前で、福島の声をアピールしながら、福島から離れた土地に暮らす我々のできる応援を歌声と共に手探りで続けてきました。

私たちに出来ることは歌うこと
福島を忘れない、応援していますよ
という意思表示でした。明確なビジョンや目標があったわけではありません。
しかし、応援の色紙が集まり、それを福島の難病患者に届ける過程で、福島に住む人々との交流が生まれ、街頭での活動に佐川さんをはじめ、福島に住む人々やそれを応援をしたいという人々が集まるようになりました。陰ながらに見守ってくださる方や、運動を知って勇気付けられましたという方も出てきました。募金も少しずつ集まるようになり、人数も少しずつ増えています。ここから皆さんの想いが伝わってきます
「被災地を、福島を、応援したい」
みんなの小さな気持ちが少しずつ集まって、力になってきています。
小さな歌声が、みんなをつないでいっています。

何が必要とされ、何に応えられるか

「福島応援onsong」の参加者は、難病患者であったり、ヘルパーであったり、音楽家であったり、福島に若干のかかわりがある者であったりします。しかし、私たちだからこそできる事がこの活動を通じてわかってきました。
たとえば、難病患者でも制度を利用すれば住み慣れた家や地域で一市民として在宅療養を続けられますが、福島においてはその制度の根幹となるマンパワーが足りません。放射能汚染から避難する人が多いのです。また「復興特需」に人がとられています。そして、患者自身もそれを支える人々も、放射能汚染に戦々恐々としながら在宅療養を続けています。「病院に戻るしかないのか」と悩んでいます。これは原発事故が(=原発が)無ければ起こりえなかった事でもあり、高線量地域において起きています。東京都下では起きていません。この差を解消する制度はまだありません。私たちは自分の専門性からそこにスポットを当て、行動を起こすことが出来ます。「福島応援on song」は自分たちに出来る応援を歌声から始めました。そこで集まった力を、今度はその専門性(福祉・介護分野)で応えられる形にして、福島の方々へ伝えていきます。
それを毎月皆さんにもお伝えしてゆきます。
よろしくお願いします

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