福島応援

福島応援
みんなで集まってにっこりわらって

2015年4月11日土曜日

2015年4月11日街頭活動チラシ②




~出口が見えない・4年経った今~


国は被災した自治体に金を出し、使い方は自治体に任せるという。しかし、復興のために必要な資材や人員は国の中央の事業に使われてしまい、被災した自治体に回ってこない。そして結局「この補助金は○○のために使え」と制限が加えられ、役場は住民のために役立つように金を使うことが出来ない。

自分の土地は核汚染されていても自分で管理するように言われている。土地は手を加えないと荒れてしまう。畑や田んぼならなおさら。そのためには福島に残らざるを得ない。被災地の山林は売るとしても一坪10円で、それでは移住も何も出来ない。弱みにつけこむ様なやり方に被災者は怒り、失望している。

避難して1年目はみんな耐えた。救ってもらえる、何とかしてもらえるから我慢しようと思えた。でも、今は国が福島を救ってくれないことが分かった。人々は生きる力を失っている。「今が一番つらい」とみんな口々に言う。みんな鬱になってしまう。実際、福島県の公務員の鬱の罹患率は全国平均の8倍になってしまった。出口が見えない。

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