福島応援

福島応援
みんなで集まってにっこりわらって

2013年1月11日金曜日

1月11日チラシ②


文字盤キャラバン報告

12月26日、27日に福島応援のひとつの形として、私たちは総勢28人の「文字盤キャラバン(身体を動かせない、言葉を発せない難病患者が、視線でコミュニケーションを行うための道具=文字盤を通じ、人と繋がれる喜びを患者や支援者が再獲得してゆくための支援)」を福島に送り、福島県で療養している難病患者と学生の交流を図ってきました。学生として参加された芳賀さんのレポートです(芳賀さんも福島県出身です)。

「現地の方から直接お話を伺えたことはとっても貴重でした。県内住民の軋轢は度々感じることがありましたが、双葉周辺が住居可能では無くなった以上、避難住民と昔からの住民を繋げる活動が必要になるかと思います。放射能の問題は立ち入り禁止区域に近づけば近づくほど話しづらい問題なのかもしれません。(病院では)佐々木さんからのメールにあります「地震以来病院の外に初めて出た」という方と一緒に過ごさせていだきました。衝撃的だったのは、避難先の病院からこちらに戻ってきたいという気持ちはあるか伺った際に、力強くまばたきをYESと示されて、同じ福島県人だからでしょうか、なんだか泣きそうでした。散歩のあと、そのまま病院2階に行き、一緒に窓から海を眺めました。ここから初日の出が美しく見れるのだと、看護師さんわざわざ見せてくださったんです。病院の周りには家の基礎しか残っていません。2階からみな沈黙し、青空と青い海を眺めていました。」

佐々木公一さんのレポートです

「・・・東京から学生がきてくれると広く伝わっており、イルミネーションもつけてくれ病院(国立いわき病院)を上げての暖かさが伝わる。学生たち(東京家政大学、都立府中看護学校、国立看護大学校、ルーテル大学)は必死に文字盤(前日の約3時間の特訓を生かして)で会話していた。「別れ際に大泣きされて感動」「みなさんのおかげで地震以来病院の外に出たといわれ感激」興奮して語る学生たち・・・あとがき 私たちの福島応援もやや軌道に。福島応援は世界平和と同義語(佐々木公一 週刊ALS患者のひとりごと第287号より)」

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