福島応援

福島応援
みんなで集まってにっこりわらって

2012年8月11日土曜日

8月11日チラシ①


~お母さんたちの力になりたい~

お母さんたちの力になりたい、子どもたちや、弱い立場の方たちの力になりたい。


福島応援on song発起人の一人、上村明子さん(ピアノ演奏)からの寄稿です
子どもを守り、育てることで、いつも矢面に立つのは母親です。日々刻々、逃げるか逃げないか、買うか買わないか、言うか言わないか・・・たくさんの判断をし、その中で、子どもたちは育っていきます。
福島のお母さんたちは、どんなにか悩み、決断をくだされたことでしょう。そして、たくさんの課題の中にいることでしょう。私としては、今なお、線量の多い地域にいる子どもたちにおもいをはせるときが、一番辛いです。一週間に一回、45分しか外で遊べないという、かけがえのない子ども時代を、そのような中におく、とりかえしのつかなさを、決して納得できない気持ちです。どうしたらよいか、わかりません。

福島以外の方たちでも、福島から近い、遠いがありますが、この原発、放射能の問題について切実に考えないお母さんはいない、と私はおもいます。でも、狂牛病のことも、遺伝子組み換えのことも、たくさんの食品添加物のことも、そして、どうして、電気をつくるためだったら、他にいくらでも方法があるのに、こんな危険な原発を、この火山の国に作ったのかも。命に関わる大事なことが、知らされず、ごまかされて、取り返しのつかないのつかないことになってから判明するわけです
新聞もテレビも、ほんとうのことを伝えてくれるわけじゃない。為政者が命よりお金を守っていたり、真実よりお金に魂を売ったりする科学者もいる、ということ、隠されていたことが、この事故でいっぱい明るみに出されてしまいました

子どもが、子どもの時代を
子どもらしく過ごせなかったら、
どんな未来があるのでしょう

子どもが、心も身体も元気に育つために、一人ひとりのお母さんが、自分のセンサーを磨いて、判断でき、選択できるように、情報を得たり、勉強したり、話しあったりしていけるように、そして、子どもたちの笑顔、成長するエネルギーが、さらに豊かに限りなく回転していけるように、お母さんたちが、晴れやかな笑顔で、子どもたちと生きていけるように、少しでも力になれたら、とおもいます。

原発事故の直後、危ない地域の人たちに、外から帰ったら、髪と手と顔を洗い、衣服は全部ぬいで洗うように、外の空気が入るから、換気しないように、とか、言われていて、想像しただけで、息がつまりそうでした。
安心して深呼吸もできない、そんな中で、誰も何も育つことはできない。
胸が、重く、苦しかった。
実際の原発の事故現場では、今なお危険な中で、線量や、賃金をごまかされながら、命がけで働いている人たちがいる。危険な4号機の、使用済み燃料の処理の方法すら、まだ試行の段階であるということです。

いろんな人のがんばりを知る
気にかかってることを話してみる
(続き)
美味しいものを作り、みんなで、おいしいね、と、言いあって食べて、元気になる
子どもは遊ぶのが好き、子どもは歌が好き、
歌っているお母さんが好き、
うたったり、きいたり、踊ったりして
むかしから、ひとは、つながって、楽しんで、元気になっていたんだとおもう。

こんなふうに美味しいものと音楽で、何かの役に立っていければいいな、と思う私です
(上村明子)

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