福島応援

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2012年5月15日火曜日

5月11日活動報告②当日のチラシ


~福島からの報告 ヘルパーが足りない~



「障がい者が社会でどのように生活しているかは、社会のバロメータである。復興は叫ばれていても、本当の意味の復興は・・・」

福島市内の障がい者で運営する障がい者自立生活センター「ILセンター福島」からの報告です
2011年3月11日に発生した東日本大震災・福島第一原発事故の影響により、いま福島市内の介助(介護)サービス事業所は深刻な人手不足に陥っています。避難者・離職者の増加や、自宅を空けることの不安から来る介助者の活動時間の短縮などが主な理由です。一方で、復興特需で他業種の求人増加による介護職への求職者減少も著しく、ハローワークや求人誌で募集をかけてもほとんど応募者がなく、欠員補充が出来ません。その影響は地域の障がい者の生活・活動をも制限しています。
 このような窮状を乗り切り、“生活の復興”を目指していくため、ILセンター福島では「ボランティア募集を行うことにしました。

福島在住の佐川さん(ALS患者)からも報告がありました。

昨年の3.11東日本大震災から、早くも1年が過ぎましたが、東京電力第一原発事故の影響により、地域で自立生活している障害者にとって、社会情勢は全く改善せず、介助者・スタッフの不足が“ジワジワ”と押し寄せています。福島駅前の街頭で15名ほどでボランティア・ヘルパー不足の窮地を駅前で訴えましたが、2時間ほど訴えていても人通りも少なく通行人の反応は予想以上に厳しい街頭活動でした。「訴えなくては始まらない。少しでも改善する方向に持っていかなくてはならない」そんな思いで参加しました。障害者が社会でどのように生活しているかは、社会のバロメーターであるとお聞きしました。見かけ上は復興が叫ばれているが、本当の意味の復興は道半ばです。真の生活の復興を実現するために、同じ風を感じ、思いをひとつにしてこの窮地を乗り越えていくしかありません。このような活動を継続的に行う必要を感じた街頭ビラ配りでした。
(チラシ「ボランティア・ヘルパー不足の窮地を駅前で訴えてきました」より要約)

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