福島応援OnSong定期活動
2014年8月11日(月) 晴
参加者:22人
内容
1. 夏の歌と挨拶
2. 福島応援OnSong活動紹介
3. 夏の歌
4. 原発紙芝居
5. リクエストコーナー(青い空は、原爆許すまじ、長崎の鐘)
6. いわきからのSOSアピール
7. 終わりの挨拶
とても暑い中、立ち止まる人も少なく、しかしたくさんの募金があつまりました
「歌に聞きほれて、募金してくれる人がいた」とのことで嬉しい限りですが、その分、見てもらうものとしての意識も必要ではないかとの意見も出されました(始まりと終わりをハッキリしたほうがいい、伴奏は止まらないほうが良いのではなど)。
今回は特にいわきからのSOSをアピールすることと募金の使い道についての説明を行う事ができました。
そして福岡さんのレポートに皆深くうなずいていました。また、福岡さんの紹介で葛尾村の避難者に介護用品と衣類を送ることができました。次回の定例活動で発表したいと思います
寄せられた意見(反省会より)
・ 福島のゆべしをいただきました
・ 歌に聞きほれて募金してくれた人がいた
・ 葛飾からいらしたご夫婦がいた
・ 車椅子で参加した人が自身の福島での体験を語ってくれたのが良かった
・ 前半は募金が集まらなかった
・ 夏休みなんだから、学生たちに声をかければよかった。子どもでも孫でもつれてきてくれれば盛り上がる。今度は年間計画に組み込みたい
・ 横断幕に年季が入っていい感じになってきた
・ 始めの歌と終わりの歌を決めよう。アンパンマンにしてみたら?
・ 暑かった!
・ 出来る事はどんどんして行こう。現地で必要とされるものがあったらとにかく送ろう
私たちは福島応援 on songというチームをつくり 1.福島第一原発事故を風化させない。 2.歌で福島県応援 3.当面福島県在住ALS患者に色紙を届ける。4.応援募金 を目的に毎月11日の午後二時から三時にかけて街頭活動を頑張っています。 大震災、津波に原発事故という未曾有の苦しみの福島県を応援することは日本の未来と向き合う事でもあります。
福島応援

みんなで集まってにっこりわらって
2014年9月11日木曜日
2014年9月11日定期活動チラシ④
~物資を送らせていただきました~
避難者の生活において依然として生活物資(寝具、衣類(春、夏)下着、食器、生活消耗品、食品、手芸品、他、何でも有難いです、とのことでした)が足りないとのことで、わずかばかりではありますが介護用消耗品と夏物衣類を葛尾村避難者に送らせていただきました。2014年9月11日定期活動チラシ③
~被災者の声~
ブログ「福島の現実―福岡百子の声」より、ご本人の承諾を直接得て抜粋したものを掲載しています。インターネットに接続できない方から「こういった情報をもっと知らせてほしい。」との声が寄せられました。【福島の被災者は今】
楢葉町、独り暮らし、92歳のおばあちゃん。
「四畳半1間の仮設にいると、頭がボーッとなるよ。今、楢葉の自宅に1時間かかって、自宅のゴミ処理に行っているよ。親戚の人の車に乗せてもらってね。8時に仮設を出て、12時には帰るようにしているよ。昼ご飯は帰って来てから食べるのよ。自宅には1時間くらいしか居れないね。黒いゴミ袋に入れて田に置くのよ。9月16日に東電の人が5人で来て、粗大ゴミを処分する、と言うのよ。私1人でしているんです。
タンスの中には着物とか、紋付きの物があるから、身内にあげようと思っている。洗濯してね。辛いよ。悲しいよ。一つ一つに思い出があるんだもの、わんわん泣くよ。手に持てるだけ持って帰るよ。帰ると、疲れて、悲しくて、寝込んでしまうよ。いつもその繰り返しだよ。洋服かい? あちらに置いてある洋服に着替えるのさ。そして帰るときは、着ていった洋服に着替えて帰るのさ。古着を着て、捨てて帰る時もあるけどね。
親戚の人かい? そりゃ、自分の家の片付けに行くよ。私は1人で片付けているよ。悲しいよ。辛いよ。だけど若い人はもう来ないもの。ガソリン代にお金もかかるんだよ。領収書を東電に出せばよい、と言われたけど、年寄りには面倒くさいし、できないよ~。」
「避難した後、ここに来て、90人亡くなったよ。ノイローゼみたいになって亡くなっている。病気になるんだよ。風呂に入って亡くなる人も多いよ。深い風呂だし、滑るし、私は怖くて、1度入ったきりで、怖くては入れないよ。だからシャワーだけにしているよ。」
【葛尾村の住民の声】
「葛尾村の8割5分は山林です。山林は放射線量が高い。国は、山林は除染しないと言う。村は除染し、線量が半分にはなっている所もあるが、年月と共に、また線量が高くなる。だのに国は帰ってもらおうと言う。来年は道路、水道の整備と言う。28年度に帰還を開始すると言う。山に囲まれた家は少ないが、無いわけではない。その住民たちは、『あなた方はさておき』と言われ、国の方針を押し切られてしまう。国は、やるだけやって、帰ってもらおう、ということです。住民の声は無視です。
葛尾村はわずか450戸です。5割は65歳以上です。葛尾村の東側、太平洋側は、放射能汚染で40年以上はダメと言われています。西側は郡山方面です。村に帰っても利益とはなりません。今さら帰ってやり直しができるか?
もう避難生活、4年も過ぎました。気力も体力も根が尽きました。皆、衰えてきています。訪問客から説明を求められることもある。しかし我々は、もう疲れた。訴えたり、説明したりするのも、そういうことを言うのも、もう『飽きた』。他に何かする気力もなくなりました。だって国は、『再稼働ありき』で動いている。双葉郡の住民は7万人いるのに、なぜ国に責任追及をしないのか?と思う。いずれ村は壊滅するのでしょう? 心で皆は思っているが、誰も口には出さない。村長も黙って、何も提案もしない。言ったところで、国は却下し、無視するだけだから。言いたいことは色々ある。訴えたいことは色々ある。しかし言ったところで、しょうがない。なぜなら我々の声は消され、国はやりたいようにやるのだから。」
ここに載せ切れなかった、被災した方の切実な声が伝えられています。ご一読ください。福島の現実-福岡百子の声 momfukuoka.exblog.jp
2014年9月11日定期活動チラシ②
~SOS、ヘルパーが足りない~
福島県いわき市で障害者の自立生活をサポートしている「いわきILセンター」に福島応援OnSongは何度かお邪魔してお話を伺っていますが、そのたびに人手不足の深刻化が語られています。特にヘルパーが足りません。放射能からの避難による担い手の減少のほか、賃金の高い建設や除染の仕事に人手が流れている事が背景にあります。「最近は一人求人応募があっても二人辞めていく状況だ。管理者も現場に入るようになっている」とセンター長は話されていました。最近、SOSのメールが届きましたあとご相談があります。私たちの訪問介護が大ピンチなのです。
ヘルパー不足で、在宅障がい者の介護体制が弱体化し、
ALSの患者1名に一次入院をしてもらう事態となってしまいました。
どなたかいわき市に半年1年来てもらい、ヘルパーをやってくれる人
いませんでしようか?無資格者でも当法人が県から重度訪問介護
養成研修機関の指定をとっているので、5日間ほどで資格がとれます。
また県外から福島へ介護の仕事のため転居してくれる方へ、30万円の支度金がでる制度も始まっております
この話は、どんどん拡散してもらってもいいです。
そのような方を求めています。
重度の障害を持った方の生活を支えるヘルパーさんを募集しています。資格は無くても構いません。
問い合わせはいわきILセンター(0246-68-8925)、または福島応援OnSong事務局まで
2014年9月11日定例活動チラシ①
~葛尾村からの声~
福島を応援するよしみで知り合った福岡百子さんから紹介を受け、介護用品や夏物衣類を物資として葛尾村避難者の皆さんに送らせていただきました。数日後、お電話をいただき、葛尾村の避難者の窓口となっているSさんから避難をしている人々の現状をうかがうことが出来ました。葛尾(かつらお)村は現在も線量が高く村民は三春町での避難生活を強いられています。
「他県への移住の話なんかも来るよ。避難者の中でも動ける人は新しい土地や家を求めて動いている。こちらの放射線量が高いからね。モニタリングポストに出る値の2倍から3倍はあるよ。放射能の怖さを知らないし知らせないようにしているんじゃないか。国も県も、住民に逃げられたら困るんだ。『危険だから』ってことを認める事になるから、正確な値を隠して都合のいい値を利用しているんじゃないかって。もう、みんな疑心暗鬼になっているよ」。
福島の地元の新聞は放射能についての話題は取り上げないとの事で、Sさんは東京の新聞を送ってもらっています。
「放射能の事なんか知らずに、週に2、3回村へ帰って草刈りしたり、残したペットを見に行ったりしてたよ。マスクなんかしていなかったから、かなり被曝したんじゃないか。今になって癌などの病気が増えているように感じる。若い人も亡くなっている。でも帰りたい人もいるんだ。」
愛着のある土地だったのに戻りたくても戻れない。そして核に汚染された土地では野菜を作っても売れません
「前はきのこ、マツタケの産地だったんだ。取れた野菜とかきのこだとかを以前は親戚にあげていたけれど。今はあげてもみんなサービスエリアとかに置いて行くんだ。仕方ないからね。こっちもわかっている。」。
普通の災害とは違うことをSさんは強調していました。
「放射能の事が全然わからないから、行くか返るか見通しが全く立たない。役場の支援はないし、国の予算も無い。子どもたちもバラバラになってしまった。まあ、子どもは環境に慣れるのも早いかもしれないけど」
愛着ある土地、しかし帰る見通しが立たずに、どうするかを決めて行かねばならないジレンマに、Sさんはじめ葛尾村の人々は悩まされています。最後に、何か今すぐ必要なものはありますか?とたずねたところ
「今は愚痴を聞いてもらうのが一番だよ」とのこと。福島応援OnSongでは有志を募り、近いうちにSさんたちを訪ねる予定です。
2014年9月定例活動やります
福島応援OnSong 定例活動
日時:2014年9月11日(木)14:00~
場所:フォーリス府中(京王線府中駅、JR南武線府中本町駅下車徒歩5分、けやき並木沿い大国魂神社前)
プログラム
1.歌と挨拶
2.葛尾村報告
3.詩の朗読
4.歌のリクエスト
5.原発紙芝居
6.活動報告
それぞれの合間に歌をいれていきます。
みんなで口ずさめる秋の歌を用意しますが
リクエストがありましたらお気軽にどうぞ
また、広島水害への義捐金の募金も集めます
よろしくお願いします
福島応援OnSong事務局
日時:2014年9月11日(木)14:00~
場所:フォーリス府中(京王線府中駅、JR南武線府中本町駅下車徒歩5分、けやき並木沿い大国魂神社前)
プログラム
1.歌と挨拶
2.葛尾村報告
3.詩の朗読
4.歌のリクエスト
5.原発紙芝居
6.活動報告
それぞれの合間に歌をいれていきます。
みんなで口ずさめる秋の歌を用意しますが
リクエストがありましたらお気軽にどうぞ
また、広島水害への義捐金の募金も集めます
よろしくお願いします
福島応援OnSong事務局
2014年9月3日水曜日
わずかではありますが物資を送りました
福岡百子さんhttp://momfukuoka.exblog.jp/からのご紹介で
葛尾村から避難されている皆さんに、介護用品と夏物衣類を送らせていただきました
後日お電話をいただき、避難されている皆さんが未だ苦しい状況に取り残されていることと
情報が現地ではとても入りにくいことを伺いました。
葛尾村から避難されている皆さんに、介護用品と夏物衣類を送らせていただきました
後日お電話をいただき、避難されている皆さんが未だ苦しい状況に取り残されていることと
情報が現地ではとても入りにくいことを伺いました。
【再掲】いわきで働けるヘルパーを募集しています
いわきILセンター(0246-68-8925)より要請です
以下メールより引用させていただきます
ご相談があります。私たちの訪問介護が大ピンチなのです。
ヘルパー不足で、在宅障がい者の介護体制が弱体化し、
ALSの患者1名に一次入院をしてもらう事態となってしまいました。
どなたかいわき市に半年1年来てもらい、
ヘルパーをやってくれる人
いませんでしようか?
無資格者でも当法人が県から重度訪問介護
養成研修機関の指定をとっているので、
5日間ほどで資格がとれます。
また県外から福島へ介護の仕事のため転居してくれる方へ、
30万円の支度金がでる制度も始まっております
この話は、どんどん拡散してもらってもいいです。
そのような方を求めています。
重度の障害を持った方の生活を半年から1年間支えるヘルパーさんを募集します。
資格は無くても構いません。
問い合わせはいわきILセンター
または福島応援OnSong事務局までメールをください
以下メールより引用させていただきます
ご相談があります。私たちの訪問介護が大ピンチなのです。
ヘルパー不足で、在宅障がい者の介護体制が弱体化し、
ALSの患者1名に一次入院をしてもらう事態となってしまいました。
どなたかいわき市に半年1年来てもらい、
ヘルパーをやってくれる人
いませんでしようか?
無資格者でも当法人が県から重度訪問介護
養成研修機関の指定をとっているので、
5日間ほどで資格がとれます。
また県外から福島へ介護の仕事のため転居してくれる方へ、
30万円の支度金がでる制度も始まっております
この話は、どんどん拡散してもらってもいいです。
そのような方を求めています。
重度の障害を持った方の生活を半年から1年間支えるヘルパーさんを募集します。
資格は無くても構いません。
問い合わせはいわきILセンター
または福島応援OnSong事務局までメールをください
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