梅雨空の下、時々雨にも見舞われましたが6月11日(木)は沢山の参加者が集まりました。
東京家政大学のゼミより13人、白梅大学のグループ3人の学生さんが、
そして札幌へ移住された佐川さんグループも日帰りで駆けつけてくださいました。
同行された中手聖一さんが「福島県内に留まった人にも、県内で避難した人にも、県外に避難した人にも、同様の支援の手が必要なのです」と訴えました。
また、街頭活動中に「俺も福島に行こうと思っている。詳しいことを教えてほしい」というボランティアの申し出がありました。いよいよ活動の幅が広がってきています
私たちは福島応援 on songというチームをつくり 1.福島第一原発事故を風化させない。 2.歌で福島県応援 3.当面福島県在住ALS患者に色紙を届ける。4.応援募金 を目的に毎月11日の午後二時から三時にかけて街頭活動を頑張っています。 大震災、津波に原発事故という未曾有の苦しみの福島県を応援することは日本の未来と向き合う事でもあります。
福島応援

みんなで集まってにっこりわらって
2013年6月11日火曜日
6月11日チラシ②
~そこまで手が回らない?~
先日他県の男性から「ホームページを見たんですが、福島の介護の担い手が足りないんですか?」との問い合わせがありました。いわきの状況をお伝えしたところ「実は、被災地で働いてみようと思うんです」とのこと!
しかし「福島に移住するにあたって、何か補助とかは出ないんでしょうか?アパートを借りるにしても、家賃の心配もあるし」との話でした。
ILセンターに問い合わせたところ、やはり公的な補助はないということです。男性にはILセンターの連絡先をお伝えしました。
復興、支援に必要な補助とは何かを考えさせられます。
6月11日チラシ①
~学ぶ機会をつくってゆく~
2013年6月4日(火)、福島応援OnSong勉強会を府中市住吉文化センター講堂にて開催しました。今回は原発紙芝居「小さなせかいのおはなし」の作者、山田太郎さんを招いて放射能について基礎的な知識を学びました。
多数の参加があり、それぞれの立場から放射能の扱いにくさと危険性を感じ、しかもそれが全く知らされていないこと、学ぶことが必要なことが発言されました。
福島の高線量地域は原子力発電所などの一般的な「放射線管理区域」よりも放射線量が上との事です。しかもモニタリングポストで測定される放射線量は、除染後の数値であることが多い。そこに今も人が住んでいるのです。
若い人の内部被曝による影響が懸念されているにもかかわらずにです。この状況は、これからの私たちの応援、支援をするにあたって議論を深めてゆかねばならないことです。
震災、事故から2年が経過しました。いよいよ風化が始まっています。
放って置けば、水に流せば、あとは野となれ山となれ。それでいいのか。
その間にいったいどれだけの悲しみが生まれ、どれだけの禍根を残してしまうのか。
私たちの生き方も問われています。学ぶこと、忘れないことが必要なのではないでしょうか。
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